成功者はなぜ「燃えたぜ!」と叫ぶのか


あなたには爆発力があるか?

成功者が言うセリフに「燃え尽きた・・・」というのがある。

 

矢吹丈も言っていた(笑)

 

燃え方が激しければ激しいほど、真っ白に燃え尽きるらしい。

 

さて、よく成功したいという願望を聞くが、成功って何だろうと考えると、その定義は不明瞭だ。

 

日本一、世界一が成功なら、ほとんどの人は成功できないということになるし、ある程度の資産をつくったら成功だとするなら、そのレベルは人によって違ってくる。

 

地位や名誉、支配欲を満たしたら成功だとするなら、成功とはただの自己満足であるともいえる。

 

だが、多くの成功者が一様に言うセリフはどこか似ている。

 

熱い思いがある、燃え尽きた、一心不乱に突き進む・・・

 

また、他人が成功していると思われる人を評して言うセリフもまた似ている。

 

輝いている人だ、熱い人だ、熱心な人だ・・・

 

暗く陰気な人が中心となって事業を成し遂げたなんて話はあまり聞かない。

 

いわゆる「成功者」になるには、普通以上の熱量、光量が必要なようだ。

 

つまり、輝いていないとだめなのだろう。あたかも爆発したばかりの新星のように。

 

すると、成功するのに必要なものは爆発力だと言えるのではないだろうか。

 

自分の中から沸き起こる熱い思い、それに伴う行動力、そこから放たれる輝き、それらが成功者には必要なのだと感じる。

 

では、あなたにはその爆発力があるだろうか。

 

それは自問自答するしかないが、熱い思いがあるのなら、それが冷めないうちに行動すべきだと思う。

 

人生は一度きりであり、チャンスもまた二度は来ないからだ。

 

あとで後悔するくらいなら、やってみて失敗するほうがよほどいいのではないか、というのも一つの考えである。

 

だが、多くの人はその「爆発力」をもっていない。

 

一般的には、この世に生を受けたときの爆発力で熱を放つが、ほとんどの人は時とともに冷えていく。

 

それはそれで悪いことではない。

 

冷えて、完成し、安定に向かうのはこの世界の常だからだ。

 

そう、人は安定へと向かうのだ。

 

すると、逆に言うなら人は成功などしたくないとも言えるのではないか。

 

心の奥では成功など求めていないのだ。

 

だから、その「爆発力」を維持している人というのは時として「子供のようだ」と揶揄されることがあるが、その通りだと思う。

 

子供のころの爆発力を維持している人しか成功者にはなれないのだ。

 

では一度冷めて、安定を手にした人間はもう爆発力を手にすることはできないのだろうか。

 

そうではない。

 

きっかけがあれば、眠っていた爆発力を取り戻すことがある。

 

ただ、その「きっかけ」は良いこととは限らない。

 

それは事故かもしれないし、リストラかもしれない。

 

つまり、表面的には不幸とされる事だ。

 

でもそれをどう捉えるかで、本当に不幸な出来事になるか、爆発力を取り戻して成功するかが変わってくる。

 

起きた事象はどう捉えるかで、変わるのではないか。

 

私はそう思う。

 

 

 

 

 


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